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プロから学ぶ英会話の勉強方法

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第二回目 文教大学国際学部非常勤講師 国際ビジネス・コンサルタント浜地 道雄様です。

オンライン英会話ピクトではこれから数回にわたり、“英語のプロ”といわれる、著名な方々に頂いた、英語学習者へ向けたメッセージをお届け致します。第二回目 文教大学国際学部非常勤講師 国際ビジネス・コンサルタント浜地 道雄様です。先日、ピクト代表モインが浜地様のオフィスで最近話題話題となっている、グローバル人材育成について貴重なお話を伺って参りました。


プロフィール
浜地道雄氏 文教大学国際学部非常勤講師 国際ビジネス・コンサルタント。文教大学国際学部非常勤講師。1943年、上海生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、ニチメン(現・双日)に入社。 貿易大学で学んだ後、石油部に配属となり中近東に駐在。世界初の原油長期DD(Direct Deal)に成功。45歳で退職し帝国データバンクへ。アメリカ支社(NY)設立後、翻訳会社、日米通信会社を経て2002年に独立。米国大手情報システム会社Cognizant(Japan)や音楽制作会社ドリームライフなど、数社のコンサルタントを務める。愛知万博サウディアラビア館設営に従事。名指揮者バーンスタインの音楽映像の日本語版DVDシリーズを手掛ける。趣味は音楽(オーボエ、尺八)。藤沢市民交響楽団、浦安シティオーケストラを創設。

A.異文化コミュニケーションについて
エムデ・モイン:本人の為に考えられる異文化とかなんでしょうか。
浜地氏:広辞苑でも「文化」とは「人間の精神的・内面的な生活にかかわるもの」とあり、文明とは区別されます。「心の状態」ですから宗教はその最たるものです。ですから、「異文化理解」とはそれに腹をたてるのではなく、「相手は自分とは違う」ことを理解すること。世界70億の人口のうち、2割を占めるイスラム教徒を=原理主義=テロ、と直結させ、武力攻撃などは、悪しき例の最たるものです。


エムデ・モイン:国際的な舞台で活動するときに日本人に必要なものはなんですか?
浜地氏:仕事上の専門知識は当然として、やはり、文化・芸術・教養も大事です。堅く考えることはありません。趣味など相手と共通項があり、それを英語で語り合えれば有効です。すべて「人間としての信頼感」につながります。
また、日本人にはあまり宗教感がありませんが、国際的な場では異宗教=異文化を持った人々、国々が圧倒的ですから、その相手のことを知ることがだいじ。そのための重要な手段としての言葉(英語)力。ペラペラとか試験の高得点のことではありません。まずはGlobish®(Global English)という基礎から始めましょう。
長い鎖国のあと「世界に向けて門戸開放」の直前、幕末の思想家佐久間象山は「海外に勇躍し汝の敵(欧米)を知れ」そのためには「まず、夷語(外国語)を知れ」と説きました。

エムデ・モイン:本人に必要はKIPとはどんなものなのか。
浜地氏:相手(国、人、文化、宗教)を知ると同時に、自分の国、日本(歴史、文化、地理)を知り、相手に語れることです。それ(知識)だけでは勿論パワーとはなりえず、それにインテリジェンス(知力)を加えることです。「P」とはPowerということだけでなくPleasure(ドキドキ・ワクワク)でもあります。ものごとを知ることで世界がひろがります。

B.英語コミュニケーションについて
エムデ・モイン:英語でコミュニケーションに日本人は苦手ですがその理由を教えてください。どの時期が失われていますか。日本教育システムは正しいなのか。今後の日本の英語教育どのように変わっていくべきかを教えてください。
浜地氏:「恥の文化」は日本の徳ではありますが、やはり三人称単数にsが付くとか、小さなことで委縮させてしまう教育には問題がありましょう。勿論文法は大事ですが、失敗をすると忘れず、二度としない。この積み重ねでしょう。端的にいえば「中身=話の内容」が分かってなければ、文字通り「話にならない」。私は石油担当商社マンとして、とにかく、中東(イスラム圏)に「放り出され」ました。言葉(ペルシャ語アラビア語はおろか英語だって不十分)の問題がまずあり。
しかし、そこは専門知識(=お互い通じることば)と誠意(と意欲)で乗り切りました。それが原体験です。

エムデ・モイン:本人の国際コミュニケーション能力を上げるためにどうするべきか。英語上達のレベルアップ方法を教えてください。
浜地氏:私は学生にSpeak, Speak, Speak。Repeat, Repeat, Repeatと口酸っぱくして言っています。少々恥ずかしくても、とにかく口に出してみる。そのために色んな本や新聞を読み、Input(読む聞く)で材料を増やす。赤ちゃんと違って「聞き流すだけでうまくなる」ことはありません。英語の教材など黙読でなく音読をする。思ったことを書いてみる。書いたものを読む、Output。この繰り返し。楽しくなってきます。そうそう、カラオケのレパートリーに「英語の歌」をいくつか取り入れて、皆の前で自慢げに歌うのもいいですね。ローマは一日にしてならずーー。

C.グローバル人材 について
エムデ・モイン:(TOEIC 900点=グローバル人材?)
浜地氏:「TOEICの高得点と=コミュニケーション能力が高い」は多くの専門家が疑問を指摘するところです。TOEIC自身が悪いわけではなく、「万能」と思うことに問題があります。ことに大事なのは「スピーキング力」。私はシリコンバレー生まれのスピーキングテストVersant®普及をライフワークとすら思っています。(その背景は口頭英語力について、私は米国育ちの男女4人の子供に完璧に負けるから)

エムデ・モイン:グローバルに行動できるリーダ能力とその育成について語学観点から教えてください。
浜地氏:米国流ビジネス・スクール的リーダーシップ(=フィードバック方式)というより、日本では「報連相」(=情報共有・知識共有)に立ったリーダであるべきだと思います。それには「魅力=ついて行こうと思わせる」がだいじ。そして言葉という点から言えば「多弁」ではなく「キー・ワード」を明確にする。
昔、新米商社マンとして最初に教わったのはコレポン(=いかに文章を短くするか)でしたが、今でも、思考方式として「まとめる」のに重要な訓練は今でも大いに役立っています。

エムデ・モイン:日本人のグローバル化と外国人の活用とはどういうものなのでしょうか。
浜地氏:外国人といっても様々ですが、それぞれの特徴「英語がうまい」「話が上手」「筋道は立っている」という中々日本人にはできない特長を前向きに評価する。
一方、我々日本人側は、「きめ細かさ」とか「納期を守る」とか小さい時から育まれてきた特長に自信を持つ。それがコンビネーションだと思います。近年よく言われる「ダイバーシティー」は必ずしも女性管理職を増やすということだけではなく、そういう「色んな才能」を一つのティームとして機能させることだと思います。

エムデ・モイン:ご自由に書いてください。
浜地氏:グローバル・ビジネスという荒波の中で、私が一番重要と思うのは「ソフトバワー」、つまり武力によらない(対外)交渉力。ナイ教授によると「(その国、その人の)魅力度」。少々自分と意見が違っても「なるほど彼・彼女が言うのならそうなのかもしれない」「一度じっくり聞いてみよう」と相手が思ってくれる力です。言葉の力もあるし、専門性もあるし、そして何より人格。信頼感。これが一番大事。
昔、ビジネス・スクール流のケースメソッドをかじったのですが、どうもピンと来なかった。私はミンツバーグ信奉者です。レフレクション(現象・状況をレビュー)とコミュニティー(仲間意識)。
後者は単に年功序列と終身雇用を前提とした「ぬるま湯」ではなく、お互い個性を発揮しつつ、かつ魅力度でメンバーが構成される「ティーム力」です。話は突飛ですが、私は日本の初等教育システムの中でいいなあと思うのは「教室の掃除当番」。アメリカではCustodianの仕事と割り切っています。
又、古い年代なのでお許し頂きたいのですが、私が経験的に有効(あまりよい表現ではありませんが)な補助的(もちろん主たる場ではありませんが)な場は「居酒屋」です。独断で済みませんが、多くの外国人がその場を気に入り、ざっくばらんに話あえて、理解し合える。少し恥ずかしさも乗り越えて「英語で」喋れる。
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